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トレッドミルでのジョギングの長所と外ランニングとの違い

トレッドミル

こんにちは!フィットネスジャンキーです!

最近の記事で、ジョギングやランニングをする人が増えてきているということについて触れましたが、その中でも野外派の方とトレッドミル(ルームランナー)派の方に分かれると思います。

僕はどちらかというと、外もたまに走ることがありますが、トレッドミルを使うことが多いです。

ジムで働き始める前までは、ほとんどランニング自体まったくしていなかったのですが、筋トレ後に有酸素運動を行うことが体脂肪燃焼に効果的ということを学んだことが、トレッドミルを使ってランニングを行うことのきっかけにもなりました。

そこで今日は野外ランニングと比べてのトレッドミルの長所と短所、トレッドミルと野外ランニングは別物なのか?トレッドミルで足は速くなるのか?トレッドミルから外でのランニングに切り替える際の注意点などについて述べていきます!

トレッドミルでランニングというと、当然ですが景色がずっと変わらないので、地味でつまらない印象があるかもしれませんが、野外ランニングと比べて長所も沢山持っています。

具体的にどのような利点があるのかを、いくつか記していきますね。

トレッドミルの5つの長所と短所、外ランニングとの違いや注意点とは?

では、その利点を挙げていきますね。

 

 

1. いつでも止められる分、体力の限界まで追い込むことができる。

外でのランニングの場合、体力の限界まで追い込んでしまっては、そこから帰るのが大変になってしまいますが、トレッドミルの場合は当然ながらいくら走っても同じ場所にいるため、帰り道を心配することなく体力の限界まで追い込むことができます。

これは体力に元々自信があってさらに追い込みたいという方もそうですし、軽体力者の方で、自分がどのくらいの距離を走れるかわかっていないという方にも長所になります。

 

2. ランニングのペースを一定に保てる為、体力を向上させやすい。

外でのランニングでは、信号や車などで一旦走るのを停止せざるを得ない状況が出てきてしまいますが、トレッドミルではその心配がないため、集中力と強度を保つことができます。

また外を走っていると、自分のペースが遅くなっているということに気付きにくいですが、トレッドミルではペースが落ちるとどんどん後ろに下がっていってしまったり(本当はそうなる前に設定速度を落とした方が安全ですが笑) 設定した速度についていけなくなってくることで気付けるので、自分のペースが遅くなってきたということを把握することが容易です。

 

3. アスファルトではなく、ベルトの上を走るので膝と腰への負担が少ない。

トレッドミルの接地面は、アスファルトより柔らかいので足をついた時の膝と腰への負担が、外でのランニングよりも軽くなります。

外を長い距離走った後に、膝か腰が痛くなることが多いという方の場合、同じ距離をトレッドミルで走ってみるとよりわかりやすいと思います。

それでも膝や腰などの関節に痛みが出てしまう場合の運動としては、エアロバイクやプールなどの、より関節にかかる負担の少ない運動から入るのをお勧めします。

 

4. 天候や気温などの外的要因を受けない。

これは一般的にもよく言われるトレッドミルの利点ですね。

雨が降ってしまうと、外ランニングを休む理由につながりますし、一度休むことによって運動を続けていくモチベーションも下がってしまうことがあります。

また、走りやすい気温の春や秋などにランニングを始める方も多いですが、本格的な夏や冬になって気温、気候の変化とともに続かなくなってしまうという方も多いので、やはり常に変わらない環境で運動できるというのは、モチベーションの維持という所に一番大きく作用しているのではないかと思います。

 

 

トレッドミルの短所

このように、普通に考えればおおよそ見当のつくような長所もあるかもしれませんが、ある程度(8年程)自分がトレッドミルでのランニングを継続してきた結果、これらの長所は体力を養う上でも、継続していく上でもあらためて大きい要素だったということは感じています。

短所は前述したように、風景が変わらないので、普段野外ランニングを行っている方からすればつまらなく感じたり、時間が長く感じたりするという方も多いようです。

また、スポーツクラブにあるほとんどのトレッドミルの最大速度は時速20kmになるため、全力のダッシュを織り交ぜたインターバル走などを行いたい場合などは、設計上それが不可能となってしまうということも挙げられます。

 

トレッドミルと野外ランニングは別物なのか?

トレッドミルと外でのランニングの違いについては、30年以上前から研究されていて、「トレッドミルはランニングとは根本的に別物だ」という意見と、「空気抵抗を除けば実際のランニングと実質同じ」という2つの意見に分かれています。

この問題を解くために、特殊なトレッドミルと高速カメラを使ってランナーの関節の動きと衝撃を調べた結果、膝の動きに多少の違いは見られたものの、野外ランニングにかなり近いものであるということが結論付けられています。

 

トレッドミルで実際のランニングも速くなるのか?

ずっとトレッドミルで走っていると、トレッドミルの上でしか速くならないのではないか?実際のランニングの体力は培われないのではないか?という疑問を以前の僕も持っていましたが、結論から言うと速くなりますし、体力もつくので大丈夫です。

以前、僕が働いていたスポーツジムでは、普段トレッドミルでしかランニングしていないのに、ハーフマラソンの距離を走れるようになったという方もいましたし、以前は全然走れなかったのに走る体力がついたという方も沢山いました。

自分の経験則でもトレッドミルで走ることによって、外を走る体力が以前よりかなりついたというのは実感しています。

 

トレッドミルから外でのランニングに切り替える時の注意点

ただ1つ注意点として、トレッドミルでのランニングをずっと続けていると、ストライド(走っている時の歩幅)が長くなりがちのフォームになり、外で走った時の足の接地時のインパクトが大きくなって膝や腰が痛くなってしまうということも起こりえます。

もし外へのランニングへ切り替えた時に、膝や腰に痛みを感じた場合は、ストライド(走っている時の歩幅)を少し抑えめでピッチ(歩数の頻度)を多めにして走るのを意識することと、もともと大会を目指して走っている方はなるべく外で走ってフォームを作るということを心掛けるようにしましょう!

それではフィットネスジャンキーでした!

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