上腕の筋肉のトレーニングをしているのに、なかなか変わらない、太くならないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
上腕もトレーニングしていれば引き締まってきたり、見た目に張りが出てくるものですが、実際に測った時にサイズアップするのは結構大変で、上腕を1cm太くするのには2.5kgの体重の増量が必要とも言われているぐらいです。
これは人によるところがあるので、鵜呑みには出来ませんが、実際に元々痩せ型の人などは特に腕を太くするのは大変なことです。
米国サイトMuscleandfitness.comでは、トレーニングをしていても腕が太くならない理由として、8つのポイントを上げていました。その中からわかりやすく説明されていたものを5つ抜粋してみたので参考にしてみてください!
上腕をトレーニングしていても太くならない5つの理由
1.毎日腕をトレーニングしている。
毎日、鍛えても体の部位は成長しません。
回復できる時間を腕に与える事が必要です。トレーニング後、約36~48時間後の間に筋肉が強化されるという生理学的プロセスは“超回復”として知られています。
腕の筋肉は足や背中など他の筋肉に比べると小さく、あまり多くの刺激に耐えきれないので、強化されるのに時間がかかるかもしれません。
2.足を鍛えていない。
ノルウェーの研究によって、腕に集中したトレーニングを11週間続けるより、腕を鍛えるトレーニングの前に足を鍛えるトレーニングを行う事によって、後の結果として大きくて強い腕を作り上げると言う事が分かりました。
足をトレーニングした後は、血中のテストステロンと成長ホルモンという内分泌系ホルモンが増加するので、その後に腕をトレーニングするととても効果的だと言う事です。
これらのタンパク同化ホルモンを促進するために、スクワット、デッドリフト、ランジなどの激しいエクササイズをしましょう。
3.動きをいろいろ組み合わせたトレーニングをしていない。
単独にある部位だけを鍛えるトレーニング法は腕を鍛えるためには必須ですが、体全体の筋肉を強化しないで、腕を大きくする事はできません。
いろいろな動き(多関節)を組み合わせたトレーニング法を腕だけでなく、前腕、肩、背中、胸をターゲットに行ないましょう。
4.上腕三頭筋をトレーニングしていない。
多くの男性の方は、上腕二頭筋だけに着目してしまいますが。上腕の筋肉の3分の2は上腕三頭筋で構成されています。
腕を太くするのであれば、上腕三頭筋を上腕二頭筋と同じくらい鍛える事が必要です。
5.グリップ(握力)を強化していない。
グリップを強くする事によって、強い身体を作り上げる事ができます。
強いグリップは、重い物を上げ易くするので、より重い重量でトレーニングすることで、筋量、筋力を強化できます。また、グリップを強化するトレーニングは太い前腕を作り、腕を通して神経の動きを良くします。
関連記事:前腕の効果的な鍛え方、筋トレ方法!
人によって違う発達しやすい筋肉
発達しやすい筋肉はその人によって違います。
ベンチプレスのような胸をメインとして、上腕三頭筋も鍛えられるエクササイズ、チンニング(懸垂)で広背筋をメインとして、上腕二頭筋も鍛えられるエクササイズなど、補助的に腕の筋肉を鍛えられるトレーニングでも、全くトレーニングしていなかった人が、それらのエクササイズを始めれば、ある程度上腕は太くはなります。
しかし、もっと上腕を太くしたい、あるいはこれらのトレーニングを続けていてもあまり腕が太くならないという場合は、今日の記事を参考にしてトレーニングを行ってみてはいかがでしょうか?
それではフィットネスジャンキーでした!
関連記事:腕相撲を強くするためのトレーニング