栄養&食

インフォームドチョイス認証のプロテイン・BCAA・クレアチン・グルタミンなどのサプリを紹介

こんにちは!フィットネスジャンキーです!

トレーニング系のサプリメントに詳しい方であれば、プロテインやその他スポーツサリメントなどのパッケージに記されていることがある、下記↓のロゴについてご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

インフォームドチョイス

チェックマークの左隣りに英字でも記載がありますが、これは「インフォームドチョイス認証のサプリメント」であることを示すマークになります!

インフォームドチョイス認証とは?

インフォームドチョイス認証とは、簡単に言えば世界アンチ・ドーピング機構(WADA)によって定められている、200種類以上の禁止物質をこのサプリメントは含んでいませんよ、というお墨付きになります。

アンチ・ドーピング機構というのは聞いたことがある方も多いと思いますが、様々なジャンルのスポーツ選手が、大会に参加するにあたって禁止物質を摂取していないかを、尿検査や血液検査でチェックしている団体になりますね。

「禁止物質が入っているかどうかは、サプリメントの成分表示や原材料をみて自分で調べたりすればわかるんじゃないの?」とも思うかもしれませんが、実はそうとも限りません。

サプリメントメーカー側が、消費者に効果をより実感してもらって売り上げを向上させるために、ドーピング機関の禁止物質リストに引っ掛かってしまうような筋肉増強作用のある成分を、こっそりと入れ込んでいるという困ったケースも多々あるんですね。

過去にスポーツ選手や格闘技選手、ボディビルの選手がそういった汚染サプリメントが原因で、自分は禁止物質を使っているつもりはないのに検査に引っ掛かってしまう「うっかりドーピング」は、実際にしばしば起きてしまっています。

2年ほど前に起こった“アナバイト事件”などは、トレーニーの方であればご存知の方も多いのではないでしょうか?

海外製品のギャスパリニュートリション社によるマルチビタミン&ミネラルサプリメントのアナバイトは、日本で販売されているマルチビタミン&ミネラル製品よりも多くの成分が含まれていて、コアなトレーニーの方達の間でも人気の高いサプリメントとして知られていたのですが…

このアナバイトを摂取していた自転車競技の寺崎浩平選手が、大会の同日に行われたWADAのドーピング検査に引っ掛かってしまい、4年間もの資格停止処分を通達されてしまったということがありました。

寺崎選手は、全く身に覚えがなかったため、第三者機関に使用していたサプリメントの分析を依頼したところ、アナバイトから「アンドロステンジオン」と「DHEA」という、商品の成分表示に記載されていない、つまりは本来混入しているはずのない禁止物質が検出されてしまったということです。

(※この分析結果を受けて寺崎選手の故意ではなかったということがわかり、後に資格停止処分は4年間から4ヶ月に短縮されました)

寺崎選手は、過去にもアナバイトを継続的に摂取している状況でドーピング検査を問題なくクリアしていたようなので、この禁止物質であるアンドロステンジオンとDHEAはギャスパリニュートリション社側も“隠し成分”として入れていたという訳ではなく、製造過程で起きてしまったコンタミネーション(意図せずに他の成分や不純物が混ざってしまうこと)である可能性も否定はできません。

しかし、もし意図的ではないにせよこんなことが起きてしまったら、ドーピング検査を受けることのあるアスリートの方であれば、アナバイトはもちろん他のサプリメント摂取に関しても警戒心を抱かざるを得なくなってしまいますよね。

(ただ、ドーピング検査を受けることのない一般のトレーニーの方などの間では、アナバイトは前述したように多くの成分を含んでいるということからいまだに根強い人気を誇っているようですが^^;)

成分表示をみてもわからないとなれば、検査を受けることのない一般の方はともかくとして、受けることのあるアスリートの方などは、スポーツ系のサプリメントを摂取するにあたって一体何を信じればいいのか、ということにもなってしまうかと思いますが…

そこでこういった汚染サプリメントを避けるために推奨できるのが、冒頭でお伝えしたインフォームドチョイス認証のマークがパッケージにつけられたプロテイン&サプリメントを選ぶということです。

先述したように、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の指定する200以上の禁止物質をこのサプリメントは含んでいませんよ、というお墨付きマークのことですね。

このインフォームドチョイスの認証を発行しているのは、英国LGC社という過去50年以上に渡りドーピング分析を行ってきた、世界トップレベルのドーピング分析機関になります。

インフォームドチョイスの認定を受けるには、サプリメントの商品の分析・検査のみならず、製造工場の監査も必要となり、さらには認定マーク付与後も市場に出回っている商品をLGC社が毎月ランダムにピックし、禁止物質が含まれていないかを継続して検査するという非常に厳格な体制を敷いています。

近年では、日本を含め世界的にこの英国LGC社の認証プログラムである、インフォームドチョイスを取得しているプロテイン&サプリメントが増えてきています。

そこで下記では、このインフォームドチョイスを取得しているプロテイン・BCAA・クレアチン・グルタミンなどの代表的なスポーツサプリメントを紹介してみたいと思います!

 

インフォームドチョイス認証マーク付きのプロテイン・クレアチン・BCAA・グルタミンを紹介!

DNS ホエイプロテイン100

DNSは2016年からインフォームドチョイスの認証を受けるようになったようですね。

それまでは、日本アンチドーピング機構(JADA)にプロテインやサプリメントの検査・分析を依頼し認証マークを付与してもらっていましたが、JADAはどのような分析をどのような基準で行なっているのか?ということが不明で、商品の分析は認証取得時の一度しか行われないということなどに問題点を感じ、インフォームドチョイスの認証プログラムに切り替えたようです。

DNSの他のインフォームドチョイスを取得しているサプリメントは、下記にて確認することができます。

http://www.dnszone.jp/dns_tech/anti-doping-item.php

ちなみにその他の日本製のプロテインでは、アルプロンのIZMOというプロテインや、日本新薬から最近発売されたWINZONEというホエイプロテインがインフォームドチョイスの認証を受け、パッケージにマークが載せてあります。

 

オプティマムニュートリション社 ゴールドスタンダード ホエイプロテイン

コストパフォーマンスに優れ、味も美味しいことからトレーニーの方などの間でも認知度の高いホエイプロテイン『ゴールドスタンダード』ですね。

10種類以上味の種類があり、僕も全てを試したわけではありませんが、個人的にはミルクチョコレート味が美味しかったです。

 

サイベーション社 エクステンド BCAA

BCAAサプリメントといえばこれ!というぐらい認知されている、エクステンドBCAAもインフォームドチョイス認証を受けたサプリメントになります。

こちらも味の種類が豊富で、上のマンゴー味が個人的にはオススメです。

 

マッスルファーム社 コアシリーズ クレアチン

マッスルファーム製のプロテインやサプリメントは日本でも人気が高い印象があります。

そしてマッスルファームはクレアチンだけでなく、その他のサプリメントもインフォームドチョイス認証のものが多いです。

 

Dymatize社 グルタミン

このDymatize社もトレーニーの方の間で人気のプロテイン&サプリメントメーカーですね。

ちなみに、マッスルファーム社のグルタミンもインフォームドチョイス認証になります。

 

海外製の第三者機関の認証を受けていないサプリメント購入時にはご注意を

最近ではアイハーブなどの便利なサイトもあるため、海外のサプリメントも気軽に通販することができますが、ドーピング検査を受けるアスリートの方であれば特にその摂取には細心の注意を払いたいところですよね。

特に海外製のサプリメントは、ドーピング検査にひっかかってしまうような禁止物質を含んでしまっているものも多いといわれているため、口コミなどの情報や自分で検索して探す場合は十分注意を払った上での選択をするよう心掛けましょう!

フィットネスジャンキーでした!

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