こんにちは!フィットネスジャンキーです!
肉体改造やダイエットに近道というものはないと思いますが、知らず知らずのうちに遠回りしてしまっていることというのは良く起こりえることだと思います。
米国のサイト、muscle&fitnessでは『筋肉をつきにくくする悪い習慣』というものを掲載していました。
筋肉がつきにくい、4つの悪い習慣
以下は翻訳部分になります。
1:トレーニングパートナーが消極的である
著名な筋力の専門家である故ジム・ローン氏は、私たちは人生の大半を5人の人と共に過ごすのだと晩年、常に言っていました。
筋肉をつけることがあなたの目標なら、怠惰で消極的かつ進んでトレーニングしないようなパートナーはやめましょう。怠ける人とはトレーニングをしないことです。
変わりに、似たような目標や態度の人に囲まれるようにしましょう。互いに得るものもあり、成功が確実なものとなるでしょう。
補足:トレーニングパートナーとは少し違うかもしれませんが、フィットネスクラブでは、友人の方と一緒に入会する方も多いですが、そういった方の場合あまり長続きしないケースが多いように感じます。
初心者同士で友人と一緒にトレーニングしていると、自分の世界に没頭して集中したトレーニングをすることが難しくなってしまいますし、友人が行かなくなってしまうと自分もいいかな…と引っ張られてしまうことがあるので、本気でダイエットや体力づくりをするのが目標であれば、一人で入会した方がかえって良いと言えるのかもしれませんね。
2:水分が足りていない
最低2~3%の脱水状態で、トレーニングの質は10%以上も落ち得ると言われています。水分が足りている状態でさえあれば、とても良いコンディションを保てるというわけではありませんが、それ(水分が足りている状態)はパフォーマンスを高めてくれるのに最も評価されていないものの一つです。
関連記事:スポーツ時に体力や運動能力を維持するための水分補給量とは?
3:睡眠不足
十分な睡眠なくして、強くなり筋肉を大きくすることは困難です。成長ホルモンやテストステロンのような筋肉を増やすことを手助けするホルモンの大部分は、睡眠中に放出されるのです。
睡眠不足は、自然なホルモンバランスの乱れやジムでのパフォーマンスの質の低下といった、健康上の深刻な問題を引き起こし得ます。
ある研究で、1日3時間睡眠を3日間続けたら、アスリートのベンチプレス、デッドリフト、レッグプレスの最大値が急激に下がったということもわかっています。
他の研究では、睡眠不足はエネルギー不足、疲れやすくなる、怪我しやすくなる、スプリント(短距離ダッシュ)のスピード減少、バスケットボールでの正確性の欠如、反応の遅れにつながることも報告されています。
筋力をつけるのが目標なのですから、毎晩最低7時間(できれば8時間)は睡眠をとりましょう。
4:ジムでスクワット・ラックなしでトレーニングする
スクワットやベンチプレスのような、高重量かつハードなウエイトトレーニングは、筋力を獲得する上での鍵となります。
ジムに的確にそれらを行える器具(スクワットラック、ベンチプレス)が必ずあるところを選ぶようにしましょう。
ちなみに…トレーニング中に声をあげるのは効果的なのか?
トレーニング中、声をあげる必要は全くもってありませんが、(ジムには他の人もいますし)声をあげることに全く効果がないというわけでもありません。
テキサス州アビリーンにある、ハーディン・シモンズ大学の理学療法教授であるデニス・ジー・オコーネル氏は、“トレーニング中に大きな声をあげることの効果に関する研究”を行いました。
その結果、ウェイトトレーニング中に声をあげると2~5%力が増すということを発見したのです。
例えば100kgのバーベルスクワットにおいて、2~5%は2~5kgに相当するということです。なので、より尽力をするのであれば声をあげてトレーニングしてみるというのも良いかもしれません。
筋肉がつきにくい4つの悪い習慣~まとめ
スポーツで言えば陸上の投てき系種目が、声をあげることで記録を高めていることは誰もがご存知だと思いますが、ウエイトトレーニングにも同じようなことが当てはまるというのが研究で示されているということですね。
フィットネスクラブなどでトレーニングしている方であれば、トレーニング時に毎回声をあげるのはマナー的に良くないのでもちろんオススメできませんが、MAX重量の記録更新の時くらいは補助もついてもらって声をあげてチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
以上、筋肉がつきにくい4つの悪い習慣の紹介でした!
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