こんにちは!フィットネスジャンキーです!
皆さんは“天才”というと、一体誰のことを思い浮かべるでしょうか??
アスリート、企業家、音楽やアートなど、どのジャンルや業界にも天才と呼ばれる人は存在していると思います。
ボクシングや格闘技の世界でも『天才』や『怪物』といった異名を持つ選手は数多く存在し、そのように形容される選手は、ほぼ例外なく非凡なセンスを持ち合わせているものですが、もしその中から誰か1人だけを選んで、人に紹介してみろと言われれば、僕はタイトルの『ナジーム・ハメド』という選手を紹介します!
この“悪魔王子”の異名を誇り、37戦36勝31koという驚異の戦績を持つ、元フェザー級世界王者ナジーム・ハメドという選手は、ボクシング漫画『はじめの一歩』に登場する、ブライアンホークの元ネタになったといわれている選手でもあります。すでに引退している選手ですが、ボクシングや格闘技をしている人ならば、ほとんど皆が知っている選手でもありますよね。
どのくらい凄いのかというと、言葉より映像で見た方が伝わりやすいと思うのでナジーム・ハメドのハイライト動画を載せてみたいと思います!
ナジーム・ハメド ハイライト動画
このようにナジーム・ハメドは、ボクシングの常識や既成概念を丸ごと覆すような、メチャクチャなファイトスタイルで、前述した驚異的な戦績を積み上げてしまいます。
この型破りなファイトスタイルも、ハメドが持つ異常とも言える身体の柔軟性、スピード、反射神経があって成立しているだろうものなので、普通の人が真似しようと思っても、教えられて出来るようになるものでもありませんよね。
理屈では説明できない、まさに天賦の才とはこのような人のことを言うのではないでしょうか。
ちなみにハメドがボクシングを始めたエピソードも面白いです。
後にハメドのトレーナーとなるブレンダン・イングル氏が、ある日バスに乗ろうとしたところ、小さな少年が年上の少年達にからまれていたので、イングル氏が注意しようとしたところ、その小さな少年は複数の年上の少年達のパンチをかわしながら、パンチやキックを打ち込んで応戦していたそうです。
結局イングル氏が乗っているバスが途中で発車し、結果がどうなったのかはわからずじまいだったのですが、後日イングル氏の知り合いがジムを訪れ、「自分の息子は移民の子供という事でいじめを受けているので、護身術としてボクシングを教えてやってくれ」と一緒に連れられてきたのがあの時の小さな少年、つまりナジームハメドだったということです。何ともドラマを感じさせるエピソードですよね。
少し話しは変わってしまいますが、このように自分が好きなスポーツ選手のハイライト動画や、トレーニング風景の動画などを見ることは、トレーニングのモチベーションUPにも効果的です。
やる気や発奮材料というのは人それぞれ、そしてその都度によって異なると思いますが、自分の中で“今”やる気につながるものやイメージにアンテナを張っていくようにしましょう!
それではフィットネスジャンキーでした!
関連記事:柔術や総合格闘技に有効な筋トレ、ウェイトトレーニングとは??