ダイエット

水泳とランニング、どちらが痩せる有酸素運動と言えるのか?

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こんにちは!フィットネスジャンキーです!

今日は「水泳とランニングではどっちが痩せるのか?」ということについて書いてみたいと思います!

日ごろ運動をしている方などは、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

水泳とランニング、痩せるのはどっち?

まず水泳とランニングでは1時間当たりの消費エネルギーはどれくらいになるのか?

これは厚生労働省が示している、運動単位の指標となるMETSの表を見ることで計算して割り出すことができます。

METSとは安静時を1METSとした時に、活動、運動を行った時に安静時の何倍のカロリー消費をしているかを表したものです。例えばゆっくり歩いている時は2.8METSで、安静時の2.8倍のカロリーを消費している、早歩きで歩いた場合は4.3METSで安静時の4.3倍のカロリーを消費していることになります。

このMETSは「その動作をした時にどれくらい酸素を消費したか?」を計測したもので、厚生労働省の「運動基準・運動指針の改定に関する検討会 報告書」の中で生活の中の様々な活動や運動などのMETSがいくつなのか?ということが一覧で見ることができます。

(METSのさらに細かい内訳は『国立健康・栄養研究所の身体活動のメッツMETS表』にて見ることが出来ます)

このMETSに自分の体重×1.05×時間で消費カロリーを割り出す方法をMETS法といい、消費カロリーを算出する上での運動指導者の一般的な計算方法になります。

例えば体重60kgの人が1時間安静にしている場合の消費カロリーを計算すると、

1METS×60kg×1.05×1時間=63kcal、

ゆっくり歩いた場合は先述したように、METSの表を見ると2.8METSなので、

2.8METS×60kg×1.05×1時間=176kcal

の消費カロリーということになります。

 

ランニングしている時、泳いでいる時のMETSはいくつなのか?

ランニングをしている時、泳いでいる時のMETSというのはその速度によって変わってきます。

国立健康・栄養研究所のMETSの一覧を見ると、時速8kmのランニングのMETSと分速45.7mでクロール(普通くらいのクロールの速さ)をした場合のMETSは共に8.3METSになります。

体重60kgの人が1時間、時速8kmのランニングか分速45.7mのクロールをした場合、

8.3METS×60kg×1.05×1時間=522kcal

結構なカロリーになりますね。大体カップラーメンの大きなサイズ1個分くらいです。

ただ、時速8kmで1時間ランニングするのは、走り慣れていない初心者の方でも走れる、或いはすぐに走れるようになりますが、水泳の場合熟練した方でないと分速45.7m、つまり普通くらいのクロールのスピードで1時間続けて泳ぐことは難しく、泳ぎが苦手な方ほど何度も止まったり歩いたりと休憩を挟まざるを得なくなってしまうことが考えられます。

立ち止まっている時は安静時と消費されるエネルギーはほぼ変わらなくなってしまいますし、体力が回復するまで水中をウォーキングしたとしても泳いでいる時より消費カロリーは落ちてしまいます。

このことを考えると、「水泳は得意だけど走るのは全然苦手」という場合は別ですが、ほとんどの人にとって時速約8kmの方が休憩を取らずに続けることが容易という意味で、恐らく水泳よりランニングの方がカロリーを消費できる=痩せる、ということが言えるのではないかと思います。

ただ水泳は水による浮力により、腰や膝などの関節に負担をかけずに行えるという長所もありますしダイエットの場合自分が習慣的に続けられそうな運動を取り入れることが一番大事なので、「どちらがより続けられそうか?」ということを基準にして、行う運動を選択してみてください!

それではフィットネスジャンキーでした!

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