こんにちは!フィットネスジャンキーです!
皆さんはトレーニング器具としてケトルベル(トップ画に映っている重り)を使用したことがあるでしょうか?
このケトルベルは、ぱっと見でダンベルとほぼ同じものだと捉えてしまいがちかもしれませんが、似て非なる道具になります。
どの点で違うかというとダンベルは構造上、握っている手の中心に重心がくるのですが、ケトルベルは取っ手がついていて、その先に重りとなっている球体がついている形になっているため、握っている手より先端の方に重心がくるかたちになっています。
これによりダンベルとは違い、振り回す形に近いようなトレーニングもできるという点があり、筋肉の連動性や協調性を高める、スポーツや実動作に近い動きに負荷を加えることができる、という様なことが利点として挙げられています。
米国のサイトmuscle&fitnessでは、このケトルベルを扱う上で、初心者が犯してしまいがちな間違いを5つに分けて紹介していました!
ケトルベル初心者が犯してしまいがちな間違い5つ
以下は翻訳部分になります。
ケトルベル・トレーニングは、引き締まった筋肉をつくる、新陳代謝を活発にする、脂肪を燃焼するのに非常に優れています。しかし、今から紹介することを一つでもしていれば、努力に値する結果は得られないでしょう。
カシード・ジャーマン氏は、Kettlebells and Cupcakesの考案者の一人でもあり、ケトルボール・スポーツ競技における金メダルを5度も獲得しています。
クレア・デイビス氏は、ニューヨークに拠点を置くケトルボール・スポーツチームThe Orion Strength Guildの創始者の一人であり、ウェルシュ・ナショナル・ケトルボール・チームの一員でもあります。
ドニカ・ストリノ氏はケトルベル・トレーナーであり、ケトルベル・スポーツにおける多数の世界記録保持者です。
彼女らの指導において、以下5つの間違いが女性によく見られていることが指摘されています。
1:呼吸を止めてしまう
コーチらによると、ケトルベル・トレーニングの際、女性はよく呼吸を止めてしまうそうです。しかしそれは大きな間違いで、「呼吸はトレーニングを上手くやるのに大切です」とカシード氏は言います。
呼吸は簡単に変えられることのように見えますが、ケトルベルにおける適切な呼吸を学ぶには時間がかかります。各エクササイズに特定の集中した呼吸法が必要です。
「熟練のコーチもしくはトレーナーなら、トレーニングの際にいつ呼吸すべきかを教えてくれますよ」とコーチらは述べています。
2:間違ったスウィング法
(動画は正しいスイングをこちらで貼りつけしたものです)
「ケトルベルでは、女性はスウィングを高く上げすぎて腰を過度に反らしてしまうことがよくあります」とカシード氏は言います。このアクションは肩関節と腰部に負担がかかります。どうすればよいでしょうか?
コーチらによると、ケトルベルでは目より高い位置にスウィングすべきではありません。「クロスフィットをする人らはこの点には疑問を持つでしょうが、大半のオーバースウィング気味の人を見ればすぐわかります。腰を過度に反らせた上に、一定の重さが加われば惨めな結果(怪我)になるだろうことが。」
3:トレーニングのバリエーション不足
「同じトレーニングを繰り返すことは、結果が出てこないよくある原因である」とコーチらは述べています。
「重い重量を扱いながらゆっくりと動作を行う日、軽めにしてスピードを出しながら多くの回数を重ねる日など、色々組み合わせてみて下さい。」ケトルベルでは筋力も持久力もあげられるそうです。一般的なケトルベル大会と持久力大会もありますよ。
4:ウェイトが軽すぎる
一般的なウェイト・トレーニングのように、効果的なケトルベル・トレーニングにはそれなりの重量が必要です。
「ケトルベルは主に全身トレーニングです。勢いを抑え、爆発的な動きをすることで1日を通して筋肉を働かせます」とカシード氏は言います。
例えば、正しいケトルベル・スウィングには腹筋、殿筋、腕と脚が使われます。「ケトルベルが軽すぎると、女性は腕しか使わないことが多いのです。それは怪我の原因にもなります。ウェイトを加えることを恐れないで下さい」と同氏は述べています。
5:不適切なトレーニングによる不適格なフォーム
女性(及び男性)はよく、トレーニングのアドバイスを未熟なコーチから、あるいはインターネットビデオや他人を見ることで得ているとコーチらは言います。
しかしこれらは葛藤、心身の燃え尽きや怪我に繋がり得ます。新米でもベテランのケトルベル選手でも、的確なフォームを教えてくれる正しいコーチを見つけることを彼女らは勧めています。
ケトルベルを使ったトレーニングは、サーキットトレーニングに入れ込みやすいということや、(ケトルベル・スイング、ゴブレットスクワット・ケトルベル・ランジなど)クリーンやスナッチ、ジャークなどプライオメトリック系のトレーニングをバーベル、ダンベルと比べて行いやすいなどのメリットもあります。
状況やトレーニングの目的に応じて上手く使えるようにしていきたいですね!
僕もケトルベルのことに関してはまだ勉強不足なので、ケトルベルに関してはもう少し学習してまた更新したいと思います!
それではフィットネスジャンキーでした!