このブログでも紹介してきたように、フィットネスが需要を拡大してきている昨今では、供給する側も多様なトレーニング法と共に、新規ジムを出店するようになってきていると感じます。
今回紹介する「アクアバイク」も欧米で人気を得て、最近日本でも導入の始まったトレーニング方法になります。
クリスティアーノ・ロナウド選手も自宅にアクアバイクを設置していることが、メディアにも取り上げられたということでも話題を集めたようですね。
日本のアスリートでは、女子柔道の朝比奈沙羅選手が、「試合終盤でも攻め切れるスタミナをつけるために」とトレーニングに導入されているようです。
アクアバイクとその効果とは?
アクアバイクは、1990年代半ばにイタリアの理学療法士によって、アスリートのリハビリトレーニングを目的に開発された器具ですが、フィットネスとして導入され、海外で注目されるようになったのはここ最近のことのようです。
日本のフィットネスクラブでは、まだ導入は少ないようですが、メガロス田端店、柏店では導入があるようですね。
こちらでは、タバタ式トレーニングというインターバルトレーニングと、アクアバイクを掛け合わせた「HIIT AQUA」というプログラムを提供しています。
アクアバイクは、水中で行うトレーニングということで、腰、膝などの関節に負担をかけないながらも、下半身の筋肉にかなり強い負荷をかけることができるというのが、やはり最大の特徴のようですね。
パナソニックの運営するダイエットナビというサイトによると、自転車でのサイクリングは30分間に191kcalの消費カロリーですが、水中のアクアバイクの消費カロリーは、その約3倍にもなるとのこと。
これだけのカロリーを消費できるというのは、にわかに信じがたい気がしないでもないですが、もし本当であればかなり有用性の高いトレーニング方法と言えるのではないでしょうか。
また、水中のトレーニングは常にカラダに水による圧力がかかるため、心臓に血液を戻す静脈のポンプ作用がサポートされるので、心臓に負担がかかりにくいという利点もあります。
腰や膝などの関節に負担がかからないのと、心臓にも負担をかけないということで、体重が平均より大幅に上回ってしまっている方や、中高年の方も安心ですし、そうでない方にとっても普通にエアロバイクを漕ぐよりも、効率良く高いカロリーを燃焼できるというのは魅力的に感じますよね。
自宅のお風呂でアクアバイクが出来る「furost」!
このアクアバイクは、前述したように日本のフィットネスクラブでは、まだメガロス田端店、柏店だけの導入になるようですが、「家のお風呂でも簡単にアクアバイクが出来るように」と開発された「furost」という器具があります。
動画に出ているように、この「furost」は家の棚に置いておけるぐらいの小型設計になっており、片手で簡単に持ち運びもできるぐらい軽量のようですね。
普通、家にエアロバイクを置こうとなるとスペースをかなり取ってしまうので悩んでしまうところですが、これぐらい小型化されていれば、その心配はしなくてよさそうです。
また、お風呂への取り付けもフロストを浴槽内の壁に立て掛け、吸盤で固定するだけとのことなので、付け外しも面倒にはならなそうという点も良いですね。
スマートフォンのbluetoothと連動できる機能付きのタイプのものもあるようで、そちらではペダルをこいだ活動量、消費カロリー計算、利用時間の記録などが専用アプリ内で確認できるようになるとのこと。
有酸素運動というと、走るか水泳か自転車orエアロバイクに乗るか、などになるので、いずれも外やスポーツクラブでしか行えないものですが、このような器具があれば、気軽に家の中で音楽を聴いたりスマートフォンをみながらということも出来ますよね。
背中を浴槽の壁に預けながら行うということと、この体勢ではそれほど激しい漕ぎ方は出来ないということを考えると、通常のアクアバイクのように多くのカロリーを消費することは難しいと思いますが、
「家でも有酸素運動をしたいけどエアロバイクを買うにはスペースや予算が厳しい」
という方などにはおすすめできる器具と言えるかもしれませんね!
またこのような家でも出来る筋トレ、有酸素系の器具なども紹介していこうと思います!
フィットネスジャンキーでした!