こんにちは!フィットネスジャンキーです!
一昨日、サッカー日本代表のシリア戦は5対0のとてもいい内容で快勝だったようですね!
海外組の選手たちも復調してしっかり活躍をしてくれていたようですし、残りのワールドカップ予選、そしてクラブチームでの各選手の活躍も期待ができそうです。
海外組の選手といえば、一昨年に体幹トレーニングの本を出したことでも話題になったインテルの長友選手がいますよね。
怪我や試合での不振が続き、去年の夏頃には戦力外扱いを受け、クラブチームの放出リストにも載っていたといわれていた長友選手ですが、最近では再びレギュラーの座を勝ち取るまでの好調ぶりを発揮しています。
怪我の多かった長友選手は、去年からヨガをトレーニングに取り入れて以来、怪我による途中離脱がなくなり、身体もだいぶ柔らかくなったそうです。
(動画は長友選手のインスタグラムにて、岡崎選手、香川選手、清武選手にヨガを教える長友選手)
そしてヨガとはまた別に、長友選手がメッシ選手を参考にして取り入れたという、あるトレーニングがGoing!というスポーツ番組で放送され、話題を集めています。
長友選手が行っている脱力トレーニングとは??
番組では「脱力トレーニング」として紹介されていましたが、これは高岡英夫氏が提唱してしている「ゆる体操」というトレーニングではないかと言われているようです。
番組内で長友選手の本棚を映している場面もあったのですが、本棚の中には高岡英夫氏著の「センター 体軸 正中線」という本が確認できます。
高岡 英夫 ベースボールマガジン社 2005-07
YouTubeで「ゴーイング 長友」と検索すれば、このトレーニングの内容や長友選手が語るこのトレーニングの効果についてなど視聴できますが、多分違法アップロード動画だと思うので、ここで載せるのは控えさせて頂きます笑 興味のある方はYouTubeでご覧になってみて下さい。
代わりに長友選手が行っていたゆる体操が紹介されている動画を載せておきますね。
・ゆる体操のエクササイズの一つ『腰モゾ』
このトレーニングについて長友選手は、
「身体が本当にトロトロ溶けているというイメージをする。筋肉が一つ一つ本当に溶けていて、柔らかく本当にトロトロしてるようなイメージをして、腰の筋肉、腹筋、胸の筋肉を含め全部が揺れてて脱力しているというのを脳から指令を出して意識として身体に覚え込ませる。」
そして脱力をコントロールできるようになると、
「ドリブルで相手がぶつかってきた時に体を固めるのではなく、当たる時に脱力させることで相手とぶつかった力を利用して前に行くようなプレーができる。メッシはこれがメチャクチャ上手い。」というように語っています。
ゆるトレーニングは他にも沢山の動きがあるようで、高岡英夫氏の「日本人が世界一になるためのサッカーゆるトレーニング55」という本で、初級編、中級編、上級編に分かれエクササイズが紹介されています。
松井 浩,高岡 英夫 KADOKAWA/角川マガジンズ 2015-10-01
この本ではメッシやロナウドなどの試合中の写真を用いながら説明しているページもあるようなので、もしかしたら長友選手もこの本を見て、メッシの動きを参考にしたという事を言っていたのかもしれませんね。
恐らくスポーツを行っている方なら、競技に関係なく「脱力をすることが大事」と言われても全くピンと来ないという方はいないのではないかと思います。
例えば一例ですが、格闘技であれば、ガチガチに力が入っていてはいわゆる「手打ち」になってしまい、体重を乗せたパンチを打つことはできませんよね。
この「脱力」にフォーカスを当てたトレーニングは、長友選手が幾度目かのブレイクスルーをもたらした体幹トレーニングのように広まっていくのか?今後に注目していきたいと思います!
それではフィットネスジャンキーでした!