昨日の筋トレと骨密度の関係に関する記事で、話の流れの中でマルチビタミン&ミネラルの話しが出たので、今日も栄養に関して書いてみたいと思います。
もうタイトルに書いてしまっているのですが、アボカドが世界一栄養価の高い食べ物としてギネス記録に認定されているのはご存知でしたか??
アボカドの栄養素の種類の豊富さはかなりすごいです。
アボカドは天然のマルチビタミン&ミネラル!
アボカドはビタミン10種類、ミネラル11種類(!)とその栄養の豊富さから天然のマルチビタミン&ミネラルと言われているぐらい栄養価の高い食べ物です。
参照:トレンドニュース
これはアボカド1個当たりの栄養素なのですが、ビタミン&ミネラルのほかに糖や脂肪の吸収を抑えてくれる食物繊維も一個当たり7.42gと1日必要摂取量の半分以上も含まれていますね。
アボカドやアーモンドなどに含まれる不飽和脂肪酸という良質な脂質
アボカドは1個当たりのカロリーが262kcalと果物にしてはカロリー高めで、脂質も26.18gと結構多めなのですが、その脂質の80%ほどがオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸というものです。
アーモンドなどにも含まれている不飽和脂肪酸は、血中の悪玉コレステロールを減らす効果があり、(脂肪がコレステロールを減らすという少しややこしいのですが)エネルギーにも変わりやすいので、アボカドは脂肪に変わりにくい脂質を含んでいる食べ物と言えます。
「食べる美容液」とも言われているアボカド
アボカドはビタミンやミネラルの豊富さから考えても、高血圧予防や、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、がん予防、便秘改善などの健康効果もありますし、抗酸化作用(酸化とは錆びる、腐ることを意味し、人間で言うと老化ということになる)をもつビタミンEや、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、亜鉛など美容に効果を発揮する栄養素も豊富に得られるので「食べる美容液」とも言われているぐらいです。
簡単で美味しいアボガドの食べ方は
アボカドはスーパーなどで簡単に手に入りますが、普段食べないという人の方が多いと思います。
表面が緑色から黒になり、少し押して柔らかい状態のものが食べ頃です!柔らかすぎる場合は中が熟しすぎている場合があるようですね。すぐに食べないという場合は常温で数日置けば丁度良いくらいになるらしいので、参考にしてみて下さい!
クックパッドなどのサイトを見れば沢山レシピが載っていますが、1番簡単な食べ方は皮を剥いてスプーンでスライスか、キッチンバサミなどで切ったものをわさび醤油などで漬けて食べると美味しく食べられます!そのままご飯にのせて食べても美味しいです。
アボカド料理の食べられるチェーン店やファストフード店
アボカドを使った料理は、ほとんどのファミリーレストランなどでメニューにあります。その時によって内容が変わりますが、サブウェイもアボガドを挟んだバーガーがメニューにあります。
Ⅱ型糖尿病の方はアボガドの摂取に注意
またアボカドに含まれている糖の1つであるマンノヘプツロースという成分は、普段脂肪を作っているとして悪者扱いされることの多いインスリンの分泌を抑える強い作用があるので、インスリンの分泌や働きが悪くなっているⅡ型糖尿病にかかってしまっている方は頻繁な摂取は控えた方が良いです。
インスリンは確かに過剰に分泌すると、体内に脂肪を摂り込みますが、本来は血糖値を下げるという大事な働きがありますからね。
またこのマンノヘプツロースは、イスラエルの研究グループの報告では抗ガン作用があることがわかっているのと、炭水化物の吸収が比較的良いタイプの人の肥満改善にも有効とわかっています。
どんな食品でも摂取のしすぎには注意しよう
アボカドに限ったことではないのですが、どの食品も摂取のしすぎは栄養の観点から見てNGです!
アボカドもダイエット食品に用いられ、脂質のほとんどがエネルギーに変わりやすい不飽和脂肪酸とはいえ、カロリーは果物にしては高い方なのであまり摂取しすぎるのはオススメできません!(1日1個程度なら平気なのでそんなに毎日何個も食べないと思いますが)
ただ栄養成分表示であったように、そして果物で1番栄養価が高いとしてギネスに記録されているのは事実なので、覚えておいて損はないと思います!
それではフィットネスジャンキーでした!