どうも、フィットネスジャンキーです!
皆さん「world Greatest Stretch」そう、日本語に直訳すると「世界一偉大なストレッチ」と呼ばれるストレッチがあるのをご存知でしたか??
ストレッチはスポーツや競技の間でも近年重要性が高まってきています。関節や筋肉が柔らかい方が動作中の可動域も大きくできるのでパフォーマンスにも影響してきます。姿勢改善の観点から考えてみても今後ストレッチの重要性というものは高まっていくでしょう。
ストレッチの種類は大きく分けると、スタティックストレッチ、バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチの3種類に分かれていて、今日題名に挙げた「世界一偉大なストレッチ」は動きの中で行っていくダイナミックストレッチにあたります。
各ストレッチはまた今後説明していきますね!今日は世界一偉大なストレッチを動画を載せて説明してみようと思います。
ワールドグレイテストストレッチ
この動画を個別に分けて説明すると、
①まず右足を引いて左膝を曲げ、ランジの状態になり、(この動画では右足を引くところから始まっていますが、左足で踏み込んでこの状態を作ってもOKです)右手を床につけて、左手は肘を曲げて右腕をつかんでますね。この状態で左の内転筋(股関節)を伸ばしています。
②次に顔を上に向けながら左手を真っ直ぐ上にのばしています。これは胸椎の回旋といって胸の辺りの背骨が回るようにストレッチしています。この胸椎が固くならずにしっかり回旋するというのはあらゆるスポーツにおいて重要になります。
③次に左足のつま先を立てています。この動きで左の太ももの裏のハムストリングを伸ばしている状態です。これはハムストリングが硬いとバランスを崩しやすいです。ちなみにこの動画では左手を伸ばして胸椎を回旋してから、すぐに左足のつま先を立てる動きに入っていますが、左手を伸ばして降ろしたら、そのまま左手をついて同じように顔は上を向きながら右手を真上に挙げて右に胸椎を回旋してから③の動きに移っても結構です。
④そして左のつま先を降ろしたら次は状態を起こして目線を前にして胸を張ります。動画では手を合わせているところですね。これで右足の腸腰筋という背骨から骨盤をまたいで大腿骨の内側についているインナーマッスルを伸ばしています。右足の付け根辺りに伸び感を感じていればOKです。
⑤最後に状態を起こしながら左膝を上に挙げて大殿筋というお尻の筋肉をストレッチ。このとき左膝を挙げたら両手で抱えると更にお尻が伸ばされます。
これを右、左と交互にやっていくと股関節周りの筋肉や胸椎、胸の筋肉がストレッチされていくという動きです。
一度に沢山の筋肉をストレッチできることからワールドグレイテストストレッチと名付けられているわけですね。
ネーミングも派手で動きのあるストレッチなので友達やジム仲間に「世界一偉大なストレッチって知ってる?」と聞いてこのストレッチを難なくこなせば「おっ」と思わせることが出来るかもしれません笑
バランス感覚なども重要になってくるのでファンクショナルトレーニングにもなります。
スタティックストレッチは怪我の受傷率を減らすのか?
ちなみに近年では運動前のスタティックストレッチ、いわゆる反動をつけずに筋肉を30秒~60秒ほど伸ばしていくもっとも一般的なストレッチは筋力の発揮を弱めてしまうことや、1500人以上の大人数の実験で運動前のスタティックストレッチが怪我の受傷率を下げるのか一定の期間を設けて実験したところ、変わらなかったという結果が出ています。
なのでこのように動きの中で反動も入れつつ筋肉を伸ばし、心拍を上げ、身体のスイッチをONに切り替えていくダイナミックストレッチがスポーツや競技の前に行うストレッチとして正しいというのが近年では定説になってきています。
自分の身体の硬さや、バランス感覚を試す意味でもこの世界一偉大なストレッチに挑戦してみて下さい!