こんにちは!フィットネスジャンキーです!
近年、「フィジーク」というカラダのカッコよさを競い合うコンテストがTVや雑誌などのメディアでさかんに取り上げられ、盛り上がりをみせてきています!
昨今の筋トレ需要の高まりを押し上げている、一つの大きな要因とも言えるのではないでしょうか。
このフィジークと言われる系統の大会は、アメリカや韓国などでも新しい競技ジャンルとして盛り上がりをみせており、日本では2012年にベストボディジャパンの第一回大会が開かれたのを皮切りに徐々に話題を集めるようになり、ここ数年で主催されるフィジークの大会の種類も一気に増えてきています!
フィジークとボディビルの違い
フィジークという競技は、鍛え上げたカラダを審査員に評価してもらい、順位付けしてもらうという点でボディビルと内容的にはほぼ同じものになりますが、その審査方法や理想とされる外見などが、ボディビルとは大きく異なる競技になります。
というのも、フィジークは全体的にバランスの良い筋肉のつき方、シルエットを重視していて、ボディビルのようにあまり筋肉が大きすぎると、かえって減点対象になってしまうということもあります。
また、顔立ちや表情、髪型、ポージングやウォーキングなどでの立ち振る舞いという点なども審査対象になっているので、筋肉のつき方だけでなく全体的なルックスがより重視されている競技と言えるでしょう。
写真で見比べてみるとよりわかりやすいと思うので、Instagramでアップされている画像を拝借させて頂いて載せてみますね!
・ボディビル大会の画像
・フィジーク大会の画像
1枚目がボディビルの選手権の画像、2枚目がフィジークの大会のものになりますね。
ボディビルは全体的に満遍なく筋肉が大きく発達している、いわゆるゴリマッチョという体型ですが、フィジークはそれよりももう少しスタイリッシュで、細マッチョとまで言うと語弊があるかもしれませんが、それに近い印象を受けますよね。
衣装の違い~ボディビルはブーメランパンツ、フィジークはサーフパンツorボクサーパンツ
後はボディビルは、脚の筋肉の全体がはっきりとわかるように、ブーメランパンツを着用しているのに対し、フィジーク系の大会はサーフパンツを着用しているというのも大きな特徴です。
ボディビルでは、大腿部の筋肉の大きさももちろん重要な審査項目の一つですが、フィジーク系の競技では、大腿部はサーフパンツに隠れて審査でみられないぶん、ボディビルほどは下半身の筋肉が重要視されないという点があります。
ただ最近のフィジークの大会では、開催する団体によっては1次審査がサーフパンツで、2次審査は(1次審査、2次審査ともに同日に行われる)ボクサーパンツ着用での審査というように変わってきている大会もあります。
しかしそれでも、ボディビルの大会ほどの脚の筋量というのは求められていないようですね。
写真は俳優の金子賢さんが主催している『サマースタイルアワード』という競技大会に出場した選手の方たちになります。
このように、下半身もしっかり鍛え上げられているということはわかりますが、1枚目の写真のボディビルの方たちほどは発達させていないということがおわかりになるかと思います。
こんなにある!日本で開催されているフィジーク系大会イベント!
日本で開催されているフィジーク系の大会イベントは、
ベストボディジャパン
サマースタイルアワード
JBBFオールジャパン・メンズフィジーク
NPCJ
スポルテックカップ(女性部門はfitness angelという美尻を競う大会になる)
FITNESS STAR
NICA JAPAN
マッスルコンテストジャパン
と様々な大会があります。特に上4つは人気、知名度の高い大会になり、ベストボディジャパンは地方大会含め、2017年は全37大会と最多の大会数を誇っています。
同じフィジーク系の大会でも、その大会ごとに細マッチョ寄りのスタイリッシュなシルエットが評価されたり、ボディビル寄りの逞しいシルエットの方が評価されたり、
または顔立ちなどのルックスやポージング、ウォーキングの立ち振る舞いの占める重要度が大きかったり、タトゥー有りでもOKな大会(NPCJ)もあるなど、採点の基準や規定に微妙な違いがあるようですね。
上記の大会の内、ベストボディジャパン以外は2014年以降に創設された大会になるので、いかにここ数年のフィジーク系イベントの人気が急激に高まっているかというのがよくわかります。
実は私も、金子賢さんが優勝した時の、2014年のベストボディジャパン東京大会に出場したことがあるのですが、大会の1次審査にて敗退してしまったという苦い過去があります泣
日本一のフィジーク選手と世界一のフィジーク選手
2012年のベストボディジャパンの開催以降、年をおうごとに盛り上がりを増しているフィジーク系競技ですが、その中で人気や注目を集める選手というのも数多く出てきています。
以前の『筋肉、筋トレ好きがチェックするべきインスタ25選』という記事内で、多くのトップフィジーカーの方たちを紹介しましたが、その多くの選手の中でも日本人の中でトップと言ってよい程の実績を持つのが佐藤正悟選手という人になります。
佐藤正悟選手は、2014年のベストボディジャパン決勝大会で、金子賢さんを抑えて日本一に輝いた選手であり、日本で1番レベルの高いフィジークの大会とも言われることの多い『オールジャパン・メンズフィジーク』にて、2016年&2017年に総合優勝に輝いたという実績を誇っています。
またアメリカの権威ある『アーノルド・クラシック』という大会のフィジーク部門でも日本代表として出場し、優勝を飾っているというまさに日本のトップフィジーカーを名乗るにふさわしい選手と言える方だと思います。
では、世界で最も輝かしい実績を誇るトップフィジーカー選手も紹介してみたいと思います!
世界一のフィジーク選手、ジェレミー・ブエンディア
このジェレミー・ブエンディア選手は、世界最大のボディビル競技の祭典『オリンピア』という大会のフィジーク部門にて、フィジーク部門が創設されたその2013年から3連覇中という偉業を成し遂げている、正真正銘のトップフィジーカー選手です。
ただここまで筋肉が発達していると、もうボディビルの域に近づいている気がしなくもないですが笑
アメリカの大会なので、日本で開催されている多くのフィジーク系大会よりも、より筋肉の大きさに趣が置かれているのかもしれませんね。
『海外の人気フィジーク選手&フィットネスモデル10選(メンズ編)』という記事では、ジェレミー・ブエンディア以上に人気のある海外のフィジーカーも沢山載せているので、そちらもよろしければご覧になってみて下さい!
フィットネスジャンキーでした!
関連記事:トップボディビルダー&フィジーカーが実際に行っている筋トレメニュー