今日は題名にあるように腹筋を鍛えるにはクランチとシットアップどちらが良いのか?ということについて書いてみたいと思います!
といってもトレーニング好きの方は、大体の方がどちらの方が有効なのかは把握しているかもしれませんね。
クランチとシットアップの違いは?
因みにシットアップとクランチは同じ腹筋運動ですが、大まかに言えばシットアップは足の甲を引っ掛けて行う腹筋運動、クランチは引っ掛けないで行う腹筋運動になります。
結論から言ってしまえばどちらがより腹筋に負荷をかけられるか、つまり腹筋のトレーニングに有効かと聞かれれば、それはクランチということになります。
前述したように、シットアップは確かに腹筋にも刺激はいきますが、足の甲を引っ掛けて身体を起こすので、どうしても背骨から骨盤を跨いで大腿骨の内側についているインナーマッスルの腸腰筋という筋肉、そして大腿四頭筋のうち(大腿四頭筋は四つの筋肉で構成されています)唯一股関節を跨いでいる大腿直筋という筋肉、そして脛の筋肉の前脛骨筋という筋肉が動きを手伝ってしまうんですね。
スポーツジムや通販で売っている腹筋の器具で、傾斜をつけられるタイプのものがよくありますが、あれは傾斜をつければつけるほど実は前述した筋肉群の刺激を強め、腹筋自体の刺激はほとんど変わっていないんです。
なので、実際に傾斜をつけて足の甲を引っ掛けて行うシットアップを行ったことがある方の中には、腹筋よりも先に足の付け根辺りの筋肉が疲れてしまうという方もいると思いますが、それは腹筋が疲れるよりも先に大腿直筋が疲れてきてしまっているということです。
腹筋に強い負荷をかけられるのはクランチの方ですが、 クランチではあまり身体を起こせず、腹筋に刺激がいかないという方などはシットアップから行うことをお勧めします!
シットアップである程度回数をこなせるようになってきた時に、またクランチで身体を起こせるかどうか試してみましょう!
また、以前の腹筋関連の記事でも書いたかもしれませんが、腹筋を割ることを目標に置いた時に1番重要なのは体脂肪を減らすということです。
部分痩せというものがあるかないかは議論が分かれていますが、(基本的にはないというのが主流になっています)腹筋をずっとやっていれば体脂肪がどんどん落ちていくというわけではないので、例えばベルトの上に脂肪が乗ってしまっていたり、明らかにお腹が出ているという場合は腹筋運動に重点を置くよりも、脚や胸、背中など大きい筋肉を動かせるトレーニングを行っていき、食生活を改善して、まず体脂肪を減らすという作業に注視しなければなりません。
体脂肪を減らしてウエスト周りもすっきりすれば、見た目はもちろんですが身体も軽く感じるようになります。
寒い季節は身体も体温を維持しようと、エネルギーを消費し基礎代謝が高くなるので、夏よりも秋や冬の方がダイエットをしやすい季節です。
食事制限+運動で見た目はもちろん動きやすい身体を作っていきましょう!
それではフィットネスジャンキーでした!
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